
カタログスペックをもとにした机上での検討・想定どおりにシステムを実現できないケースは、決して珍しいことではありません。
「想定や想像が足りないから」という見方もできますが、実際の現場環境は予測を超えることがあります。
屋外でのRFID活用を検証したところ、気温25℃程度の条件下であっても、最初に音を上げた(問題が生じた)のは、Android端末でした・・・
屋外環境の過酷さは想像以上です。鉄板に直射日光が当たると表面温度が50℃を超え、雨天時には1時間で50mmを超える降水量となり、1日で150mmを超えることもありました。数時間にわたって激しい風雨にさらされる状況も発生しており、現在も冬に向けて継続して検証を進めています。
以下は、検証対象とした11種類のタグの一覧表です。
画像をクリックするとダウンロードできます。
ダウンロードされた一覧表内の「赤ボタン」をクリックすると、各タグの個別資料をご覧いただけます。
タグの外装素材は、塩化ビニル・ASA(アクリロニトリル スチレン アクリレート)・ABS・ポリカーボネート・PCB(基板材料・塗装)・PTFE(塗装)・PETと多岐にわたります。また、鉄板への取り付け方法も、両面テープ(強粘着)・磁石・ビスと複数の選択肢を用意し、屋外への自然配置に加えて、高圧洗浄への耐性も検証しています。
各タグの開発・評価段階では、耐候性・耐環境性に関する加速試験や温度試験、防水・防塵性能の検証を実施しており、その結果は仕様情報として公開しております。本コラムでは、実際の屋外環境における参考情報として、今後も継続して状況をお伝えしていきます。
タグ選定の際の参考情報として、ぜひご活用ください。
電波により動作電力を生成して動作するRFIDは、カタログスペックをもとにした机上での検討・想定どおりに、現場で現物が動作しない場合がございます。そこで、三現主義のシーレックスでは、短期間で確実に有効性をご判断いただくため、「現場」で「現物」を使用して「現実」の状況を確認できる”トライアルサービス”を提供しております。ぜひご活用ください。


